シチリア最高水準☆リストランテ ドゥオーモ
昨日に続きまたまたイタリア展@日本橋三越本店。
そもそも本展で最も楽しみにしていたのは、日本とイタリアのトップシェフ共演!
日頃お世話になっている広尾のMelograno(メログラーノ)の後藤祐司シェフとシチリア島のミシュラン二つ星(10年以上維持!)のチッチョ・スルターノシェフがタッグ組んで☆
こういった催事場の簡易なレストランで食事をするのは珍しく、限られた機材と環境の中でどんなお料理が作られるのかも興味津々。
飛び交う明るいイタリア語が耳心地イイっ♬
レストランは大盛況で満席、次から次へとお客さんがやってくる中で、キッチンのシェフたちは忙しくもとても楽しそう。
さて、今回来日したチッチョ・スルターノシェフのレストランはシチリア島ラグーサにあるミシュラン二つ星レストラン。
イタリアのグルメガイドブック「ガンべロッソ2018」でもトリフォーク91点、シチリアの最高水準と言われる名店☆
メニューはパスタとメインが一品ずつ、それぞれアラカルトでオーダーできますが、せっかくなのでコース的に両方いただくことに!
まずは、手打ちスパゲットーネ「イワシのマリネ、香草と柑橘・アンチョビ・松の実のソース」。
レモンのさっぱり感とパスタの下に敷かれた人参のクリームソースが太めでムチっとコリコリした手打ちパスタによく絡んで美味しいのなんの (≧▽≦)
目に見える食材そのものの美味しさに加え、隠された技や隠し味の上品な深さはさすがリストランテ!
レバーベースの詰め物をしたマンガリッツァ豚ロース モストコット風味モディカ風ペペロンチーノ チョコレートソース。
ちょっと照り焼きっぽい甘塩っぱいソースをパンで拭いたいほど。(パンはありません)
大好きな国イタリアには何度も旅していますが、何度か訪れた星付きレストランに感動した経験が少なく、なんだか流行りの軽やかフランス料理と変わらない?!な感想に。
でも、今回いただいたお料理はシチリアらしさが感じられる上にリストランテらしく綺麗にエレガントに美味しくまとまった完成度の高さに感激しきり☆
K「アランチーニは買ってあるから、ここで食べなくてもいいんじゃない?」
夫「食べる!」
というので、、1個をシェアしていただきました。
うわっ♡ これは贅沢! 中にはお肉とチーズがたっぷり。
アランチーニはライスコロッケなので、お肉よりはご飯がたっぷりなイメージですが、このアランチーニは衣がライスというぐらいご飯は少なめでした。
下にはチーズソースが敷かれ、優しくて食べ応えのある一品でした。
食後のドルチェにこれまたシチリア名物「カンノーロ」をいただくか迷っていると、隣りにいらした明るいなマダムが
「絶対ここで食べたほうがいいですよ!」と。
K「でもテイクアウトもできるので買って帰ろうかと…」
M「ダメダメ!!テイクアウトしたら油が滲み出てサクサク感がなくなってしまうの。このサクサクが美味しいから是非ここで食べた方がいいです!」
という訳で食べてみると、そのマダムの仰る通りで見た目よりも軽やかで、生地は想像以上にサックサクでした。
(食事と一緒にいただいたシチリアワインもそれぞれ美味でした)
海外のレストランではわりと隣席のお客さん(外国人)に話しかけられることがあるのですが、日本ではあまり経験なし。でも今回お隣りにいらしたマダム、そのまた隣りに隣りにいたマダム(お互い初対面だそう)にグイグイ話しかけられて新鮮でした。
K「こちらのマダムね、ご主人は今ロンドン駐在なんですって。あちらのマダムもご主人はドイツだそう」
夫「・・・。」(夫に話を振ったが無視)
K「〇〇シェフのお料理教室に行かれててイタリアンも大好きなんですって」
夫「・・・。」(更に振っても無視)
マダムたちは更にオススメの美味しいレストラン等あれこれお話をしてくださいました。
K「それではお先に失礼しまーす」と挨拶をしてレストランコーナー後に。
メトロで帰宅。
K「あのさー、マダムたちがあんなにガンガン話しかけてくれてるんだからちょっとは反応してよぉ〜」
夫「全く俺のタイプじゃないし」
K「・・・」
そうだった、、この人は自分のタイプじゃないと露骨なシカトをかます男だった…。
ところで、「リストランテ・ドゥオーモ」の出店はイタリアウィーク「パート1」の4月15日まで、お店が入れ替わる「パート2」は4月16日(月)から19日(木)までなのでもう一回行こうかな?!
イタリア展 日本橋三越
*2018年4月11日〜4月19日
東京都中央区日本橋室町1丁目4
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